DS 7 CROSSBACK E-TENSE 4X4
エレガンスとPHEV電動化テクノロジーの融合が生み出すラグジュアリーSUVの新基準
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Groupe PSA Japan株式会社(本社:東京都目黒区、社長:木村隆之)は3月10日(水)、DSAUTOMOBILES(DS オートモビル)のフラッグシップSUV、DS 7CROSSBACKにプラグインハイブリッド4WDを搭載した電動化モデル、DS 7 CROSSBACK E-TENSE 4x4(DS 7 クロスバックE-TENSE 4x4)を追加し、発売いたします。
- 次世代モビリティへの道を拓くE-TENSEテクノロジーがもたらす最先端テクノロジーとエレガンスの融合によるあたらしいラグジュアリーSUVの提案
- システム総合出力300ps/520Nm、フロント&リアの2モータープラグインハイブリッド(PHEV)4WDによる卓越したドライビング体験。エレクトリックモードでの走行距離は56k
- サヴォア・フェールの精神が具現化した内外装デザイン、パールグレー(オフホワイト)のインテリア、DSアクティブスキャンサスペンション、DSコネクテッドパイロットなどの最先端テクノロジー。フランスだけがなしえる新時代ラグジュアリーSUVの具現化
あたらしい時代のための、ラグジュアリーSUVの革新が始まる。
パリ発信のブランドとしての矜持を自動車の世界に持ち込み、フレンチラグジュアリーカーの復興を担うDS オートモビルが、フラッグシップSUVとなるDS 7 クロスバックをデビューさせて2年あまり。いよいよ日本でも次世代モビリティへの道を拓く電動化テクノロジー”E-TENSE”を纏ったDS 7 クロスバック E-TENSE 4X4がデビューします。デザイン、建築、ファッションにおける様式を踏まえ、自動車という概念を超越し、フランスの文化をそのものに立脚した意匠性と伝統的装飾技法で誂えたエクステリアとインテリア。さらにADASやサスペンションにおける最先端テクノロジー。それらを備えたDS 7 クロスバックの美点はそのままに、将来のモビリティの自由を約束するプラグインハイブリッド(PHEV)4WDシステムを纏ったフラッグシップSUV、DS 7 クロスバック E-TENSE 4X4の誕生です。
DSオートモビルには、ふたつの相反する要素が内包されています。ひとつはヘリテージ、そしてもうひとつはアヴァンギャルドです。DSオートモビルにとってのヘリテージとは自社の各モデルの伝統の継承をさすのではありません。オートクチュールやジュエリーのサヴォア・フェールという概念としてフランスに独自に存在する伝統をもさしています。この通奏低音として流れるサヴォア・フェールは、作品のクオリティを裏付ける経験や修練の存在。加えて創造性やクリエイティビティ、そしてそれらを希求する心持ちや”よりよいものを、より美しいものを、創造せずにはいられない”という美学、美意識のようなものといえるでしょう。クル・ド・パリ文様のギョーシェ加工やレザーのステッチ、素材のあしらい方など、フランスならではの美的矜持を現代の自動車産業において適用することで、自動車の世界にフランスだけが為しえるラグジュアリーカーのありようを提示いたします。
いっぽう、テクノロジー面でのアヴァンギャルドの大きな要素こそが”E-TENSE”です。E-TENSEとはmPHEV、BEVなどのDSオートモビルの電動化テクノロジーの総称であり、フォーミュラEのドライバーズ&チームのダブルチャンピオンの栄冠を2019年、2020年の2年連続で勝ち取ったテクノロジーがベースとなっています。DS 7 クロスバック E-TENSE 4X4では、プラグインハイブリッド4WDシステムとして2基の電動モーターを搭載し、システム最高出力300ps、最大トルク520Nmのハイパフォーマンスを発揮。それでいながら、13.2kWhのリチウムイオンバッテリーによりエレクトリックモードで56kmのゼロエミッション走行が可能です。アクセルを踏み込んだその刹那にドライバーの意思を汲み取ったかのように反応するドライブトレイン。0-100km/hを5.9秒というハイパフォーマンスが、卓越した静粛性とともに発揮されるさまは、Dynamic Serenity(静謐なるダイナミズム)というDSならではのスポーティーな世界を乗る人にもたらすでしょう。
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電動化されたDS 7 クロスバック E-TENSE 4X4は4つのドライブモードが用意されています。効率の最大化を図るハイブリッドモード、DSアクティブスキャンサスペンションをさせるハイブリッドモードとなるコンフォート、内燃機関のポテンシャルを最大限に引き出すスポーツモード、前後のモーターを独立して制御しトラクションを最大化する4WDモード、そしてデフォルトの電動モーターのみでゼロエミッション走行をするエレクトリックモードです。これらのモードとは別に、フォーミュラEからインスパイアされたDモードとBモードの2つのエネルギー回生システムが実装されており、ドライバーは好みに応じてシフトレバーの操作により随時選択できます。リチウムイオントラクション(走行用)バッテリーは13.2kWhの容量をもち、リアシート下に格納。満充電に要する時間は、3kW/200Vで約5時間、6kW/200Vで約2.5時間です。無料のスマートフォン用アプリMyDSから充電予約と状況の確認、そしてエアコンのプリコンディショニングの遠隔操作が可能です。
また、プラグインハイブリッドカーにおいては、静粛性への配慮は今まで以上に重要なポイントとなります。内燃機関を停止させるゼロエミッションモード走行はもとより、走行状態に応じて自在に内燃機関を停止・再始動させることから振動や音の変化が本来は顕著に顕れます。また、外部環境からのノイズが相対的に大きく感じられるため、DS 7 クロスバック ETENSE4X4では、これまで以上に静粛性に意を注いでいます。なぜならば、室内空間の平穏さもまたラグジュアリーのひとつであり、DSならではの居住感=DS LOUNGEの心地よさを乗る人に享受して欲しいがためです。
エクステリアでは E-TENSEならではのアクセントとして各部にE-TENSEのマークを配するとともに、ハイライト部分がシャンパンゴールドに輝くE-TENSE専用ボディカラー、クリスタルパールを新設定。精緻にレーザーカットされたテールライト、システムオン時に回転してドライバーを迎えるヘッドライトなどそのテクノロジーを静かに主張します。
インテリアに目を移せば、DSオートモビルの真骨頂たるDS LOUNGEと呼ぶコンセプトの優美なフレンチラグジュアリーそのものの空間が広がっています。品格を感じさせるパールグレーのレザーに大胆に施されたひし形のステッチやこれもまたひし形の反復によるメーターとモニターのグラフィック、オリジナルフォントからは、1920年代にフランスで生まれ、世界に波及したアール・デコ様式からの系譜を彷彿とさせます。
8インチのタッチスクリーンの上部中央には、B.R.M製のアナログ時計を配し、下には、タッチコントロールスイッチとひし形に掘り込まれたボリュームダイヤルが備わります。このスクリーンには主要なコントロールパネルが表示され、車輌セッティングなどが一箇所にまとめられています。また、タイヤ空気圧モニタリングシステム、回生ブレーキと統合されたABS、ESP、レーンキープアシスト、ヒルスタートアシスト、リアパークアシスト、オートエアコン、本革ステアリングホイール、6個のエアバッグなどが標準装備となっています。
加えて、DS 7 クロスバック E-TENSE 4X4には、DSオートモビルのフラッグシップとして純内燃機関仕様のDS 7 クロスバックに搭載されていたテクノロジーも身につけています。マルチファンクションカメラの画像解析で前方の路面状況をセンシングしてフィードフォワードでサスペンションを自動制御するDS アクティブスキャンサスペンション、アクティブクルーズコントロールとレーンポジショニングシステムを統合制御するDS コネクテッドパイロット、3つの回転 LEDモジュールとメインLEDプロジェクターで構成されたDS アクティブLEDビジョン、駐車可能なスペースを検知し、必要なステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ操作のすべてをサポートするDS パークパイロットなどです。
DS 7 クロスバック E-TENSE 4X4は、このようにフランス文化のヘリテージとテクノロジーのアヴァンギャルドの交差点に位置する存在です。あたらしい時代のラグジュアリーSUVを創造したDS 7 クロスバック E-TENSE 4X4が、ついに日本の路上に現れます。
FUTURISTIC, ELEGANCE.エレガンスの未来を創造する、アヴァンギャルドな電動化テクノロジー
DS 7 クロスバック E-TENSE 4X4は、プラグインハイブリッド4WDという電動化テクノロジーを纏うことで、DSオートモビルのフラッグシップSUVならではのエレガントな移動体験を提供します。よりいっそうの静粛性とスムースなライドフィールにあらゆる路面でダイナミズムを提供する4WDのトラクション。それら機能を華美に主張することなく、それでいて美しいものを愛する人々の美意識にかなう美しさを湛えた彫刻的エクステリアにフランスのあらゆるメゾンブランドに触れてきた人々の審美眼にかなう質感とディテールへの配慮を重ねた独創的なインテリアが内包されています。これら意匠面も、アヴァンギャルドな電動化テクノロジーも、ADAS(先進運転支援システム)の構築も、すべてはDSオートモビルの通奏低音として流れるサヴォア・フェールのこころもち、フランス人の矜持が生み出したものなのです。DS 7 クロスバック E-TENSE 4X4はエレガンスの未来を自動車というかたちで表現しています。
サスティナブルな未来のためのプラグインハイブリッド4WDテクノロジー
SUVならではの行動範囲の多様性を。DSオートモビル初のプラグインハイブリッド(PHEV)はフロントに1.6ℓ PureTechターボガソリンエンジン200ps/300Nm)をベースに81.2kW/110psのフロントアクスル用モーター、83kW/112psのリアアクスル用モーターを装備。システム総合出力300ps/520Nmのハイパフォーマンスを誇ります。ガソリンエンジンの低速トルクを前後モーターが補い、瞬時のレスポンスによって0-100km/h加速はわずか5.9秒(純ガソリンエンジン仕様は8.2秒)。さらに前後モーターは、緻密な協調制御をおこなうことで路面情報に応じたアクティブな駆動力制御を行います。SUVならではの行動範囲に拡大とより高い走行性能を、DSオートモビルならではの極めて洗練されたライドフィールで提供します。
ゼロエミッション走行のピュアなEV体験は56kmのレンジ
内燃機関を一切使わないEVモードでの走行はWLTCモードで56km。ハイブリッド燃料消費率は14.0km/ℓです。日常の通勤などでの使用状況では、電気のみでの走行でことたりるケースも多くあるでしょう。13.2kWhの容量のリチウムイオントラクションバッテリーはリアシート下に配置し前後重量配分の適正化を図っています。
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