◇「Bluetooth 音声・オーディオ品質測定用新技術の動向について

以下の新な動きにつきまして報告致します。
1.LC3plus コーデックの動向
この度、音楽ストリーミング A2DP プロファイル用のLC3plus コーデックとして coreBT2-LC3plus-A2DP (7784) を発売しました。こちらはライセンスの形態をとり、ハードウエアプラットフォーム labCORE に Bluetooth 機能を担う別製品 coreBT2 (Code 7782) が搭載されていることが前提となります。また、車載に関係する次のステップとして同じく LC3plus のハンズフリープロファイル (HFP) のバージョンが導入される予定です。 導入時期は標準規格化の行方次第ですが、スーパーワイドバンドの Bluetooth接続が可能になります。
2.labCORE 用のヒューマンインターフェイスとしてソフトウエア拡張モジュール coreBT2HID (Code 7786) を発売
こちらの拡張モジュールをご利用になると、ハードウエアプラットフォームlabCORE からBluetooth で接続デバイスに制御コマンドを送れるようになります。メリットの例として車載ヘッドユニットの音量調整をACQUA側で行えるようになる為、マニュアル作業が減りテストの自動化がすすみます。こちらも Bluetooth 機能を担う別製品 coreBT2(Code 7782) の搭載が前提となります。
3.Bluetooth ローエナジーオーディオのコーデックの動向
ローエナジーオーディオは製品の電池消費量低下と処理能力維持の為のコーデックです。美術館等で複数の人がヘッドセットで放送を聞く 1点-to-多点のシナリオを想定した Auracast broadcast audio が規格化された為、これに対応してlabCORE に放送データの送信側ソースや受信側シンクの役割をさせる為のソフトウエア拡張 coreBT2LE-Auracast (Code 7788) をこの度ライセンスファイルとしてこの度発売しました。今後1点-to-1点をつなぐUnicastも標準規格化が期待されています。
詳しくは、ヘッドアコースティクスジャパン株式会社までお問い合わせください。