邑南町、おおなんきらりエネルギーと日産自動車 電気自動車と再生可能エネルギー普及を通じカーボンニュートラル社会実現に向け連携

更新日:2023.02.08

『ブルー・スイッチ』206件目、電気自動車を活用した包括連携協定を締結

邑南町(島根県邑智郡邑南町、町長:石橋 良治)、おおなんきらりエネルギー株式会社(本社:島根県邑智郡邑南町、代表取締役:石橋 良治)、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、島根日産自動車株式会社(本社:島根県松江市馬潟町、社長:櫻井 誠己)及び株式会社日産サティオ島根(本社:島根県松江市西津田、社長:櫻井 誠己)の5者は、3日、電気自動車及び再生可能エネルギー普及促進によるカーボンニュートラルなまちづくりに関する連携協定を締結しました。

本協定は、「走る蓄電池」となる電気自動車(EV)と再生可能エネルギーの普及を通じて脱炭素社会実現を推進すると同時に、災害による停電が発生した際の電力源として、日産の販売会社や、おおなんきらりエネルギーからEV「日産リーフ」等の貸与や、災害時協力登録車制度を活用することで、災害時の電力供給体制を構築し、持続可能なまちづくりを目的とした協定です。ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては206件目の取り組みとなります。

【協定の経緯・背景】

邑南町、おおなんきらりエネルギー株式会社は、再生可能エネルギーの地産地消を拡大し、環境と経済を両立した脱炭素先行地域を確立すると共に、安心安全で暮らしも環境もより豊かなふるさとを残すことを目指しています。

一方、日産自動車は、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進しています。2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言し、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速しています。

この日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ』、そして、邑南町、おおなんきらりエネルギー株式会社が推進する環境・防災対策やSDGsの推進と、各者がそれぞれの取り組みに賛同し、本協定の締結を行う運びとなりました。

【協定の概要と主な連携内容】

「電気自動車及び再生可能エネルギー普及促進によるカーボンニュートラルなまちづくりに関する連携協定」の概要は、以下の通りです。

  1. 電気自動車の普及
  2. 再生可能エネルギーの普及
  3. 強靱化の支援

具体的な内容は次の通りです。

邑南町は公用車として、EVや電気を取り出す可搬型給電器を導入しています。また、おおなんきらりエネルギー(株)は、社用車のEV化を進めています。両者は今後さらにEVの導入を増やす予定で、環境に配慮したEVや再生可能エネルギー普及を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に向けて努めていきます。

邑南町、おおなんきらりエネルギー(株)及び日産自動車は、本協定締結を機に、EVを活用した、環境に優しく災害に強い持続可能なまちづくりを推進し、美しい自然環境を未来に残すため、EVの普及を通じた地域課題の解決、脱炭素社会実現、SDGs達成に向けて、更に連携を強化してまいります。