日産e.dams、ニューヨークe-Prixで再び栄光を目指す
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日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、7月16日と17日に開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権の第11戦と第12戦(ニューヨークe-Prix)に参戦します。
本大会は、ニューヨークのレッドフック地区に設置される全長2.32kmのブルックリン市街地サーキットで開催されます。マンハッタンと自由の女神を望む本サーキットは、フォーミュラEレースを象徴する開催地の一つとなっています。
このブルックリン市街地サーキットで、日産は過去に好成績を残しています。シーズン5(2018-19年)では、セバスチャン ブエミがポールポジションからの優勝を決め、日産のフォーミュラE初優勝を果たしました。ダブルヘッダーの二戦目でもブエミは再び表彰台に立ち、3位を獲得しています。また、昨シーズンのダブルヘッダー初戦ではギュンターが優勝し、ブエミはグループ予選をトップ通過し、スーパーポールに進出しています。ブエミとギュンターは、ともに優勝を果たしているニューヨークで、今大会も好成績を目指します。
日産フォーミュラEのゼネラルマネージャーであり、日産e.damsフォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは、「ニューヨークは、ここ直近のレースに比べて走りやすいと思います。このサーキットでは、それほどエネルギーを節約する必要がありませんし、ブエミもギュンターも過去に成功を収めていますから、レースを楽しんで走れることでしょう。昨シーズンはブエミがグループ予選でトップに立ち、決勝でも好成績を残したので、良いデータが取れています。チームとしては、ドライバーが好成績を収められるよう、暑くて変化の激しい天候に適応できるベストなマシンセッティングを行います」と述べました。
日産は、フォーミュラE選手権への参加を通じて、日産の市販EVの魅力も訴求しています。ブエミは、「日産アリア」と名付けられた23号車を、ギュンターは「日産リーフ」と名付けられた22号車をドライブします。