甲良町と日産自動車が電気自動車を活用し防災力強化と脱炭素化に向けて連携

更新日:2021.7.6

甲良町(滋賀県甲良町、町長:野瀬 喜久男)と、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、滋賀日産自動車株式会社(本社:滋賀県草津市野路、社長:小谷 博司)の3者は、5日、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結しました。

本協定は、甲良町で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源とした災害時の電力供給体制の構築と、EVの「走る蓄電池」としての価値の普及を目的とした協定で、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては135件目の取り組みとなります。

協定の概要と主な連携内容

  • 甲良町で災害を起因とする停電が発生した際、町が指定する避難所等に、日産の販売会社の店舗に配備している電気自動車(EV)「日産リーフ」を無償で貸与し、EVからの給電により、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整え、町民の生命及び身体の安全を守る。
  • 甲良町および日産自動車、滋賀日産自動車は、平常時も電気自動車(EV)の普及促進を行うほか、町のイベントで使用する電力を電気自動車(EV)から供給することで、電気自動車の「走る蓄電池」としての活用を町民へ積極的にアピールし、環境・防災意識向上を目指す。