「◇ArtemiS SUITE の新バージョン 15 をリリース」

HEAD acoustics は騒音振動解析、心理音響解析、構造ダイナミクス解析の為の ArtemiS SUITE のバージョン 15 をこの度リリースしました。
ArtemiS SUITE は使い勝手がいい多機能ソフトウエアプラットフォームです。モジュール構造を特徴としていますが、この度モジュール構成を大きく見直しました。
全体が 4 つの括りに集約されています。それらは、共通のフレームワーク「APR Framework」、ProjectやTool で構成される「APR」、様々な解析ツールで構成される「ASP」 、そして、ユーザーが自社のソリューションと ArtemiS SUITE を統合したり、互いに拡張する為のプログラミングインターフェイス「ASX」です。これらの中に細分化された単位モジュールが用意されています。
この新たな構成により、現場の独自のニーズ対し、必要なモジュールだけを選択し、より柔軟かつ効率的にカスタマイズすることができるように改善致しました。
TPA Project も「APR」 内のモジュールとなっています。ArtemiS SUITE で寄与経路ごとの合成音を作成し、解析や後処理に利用できるモデルをPrognoise にエクスポートすることができます。
新バージョンにはECMA 418 パート 2 (2nd エディション)にて標準規格化されている心理音響解析が含まれています。これらは弊社開発のSottekヒアリングモデルがベースの聴感印象を重視した心理音響トナリティ、ラフネス、ラウドネスです。ラウドネス予測は従来の Zwicker や Moore & Glasberg メソッドよりも著しく改善しており、トナリティやラフネスも既存メソッドから大きく改善しています。
また、在宅勤務や柔軟な働き方が浸透しつつある中で、今回 Remote Desktop Protocol という新フィーチャーを含め、リモートでの ArtemiS SUITE の操作を可能にしました。
サードパーティーのハードウエアやソフトウエアもサポートし、お客様が既存のツールやワークフローとシームレスに統合できるよう選択肢を広げました。
ArtemiS SUITE 15は既に利用可能です。詳細はお問い合わせください。
ヘッドアコースティクスジャパン株式会社
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