車内置き去り防止支援システムを開発
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、送迎時、幼児の車内置き去り防止をサポートする、後付けタイプの「車内置き去り防止支援システム」を、6月より順次全国の販売会社にて発売し、シビリアン、キャラバン向けに設置を開始すると発表しました。

「車内置き去り防止支援システム」は、車両のエンジン停止後、運転者や乗務員へ音声案内で車内に残った人員の確認を促し、確認が実施されない等でスイッチが押されなかった場合、車外へ警報を発する「降車時確認式」の装置です。また、万が一車内に取り残された幼児などが、自ら助けを求める際にスイッチを押すことでも車外へ警報を発します。
なお、車両へのシステム取り付けは各販売会社にて行い、価格は、取り付け工賃を含め補助金の範囲内を予定しています*1
「車内置き去り防止支援システム」機能概要
■リセットスイッチ:乗務員へ車内の確認を促す音声案内と確認未実施時に車外へ警報を行う
■SOSスイッチ:万が一車内に取り残された際、スイッチを押すことで車外へ警報を行う

■対象車種
日産は今後も社会課題に真摯に取り組み、安全な社会の実現のため、車両技術の開発に取り組んでまいります。
*1 国のガイドラインに適合した安全装置を取り付けた場合の1台あたりの上限額17万5千円を想定
Nissan Motor Corporation [日産自動車]
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