日産、ミシシッピ州の工場で新型電気自動車2モデルを生産

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、同社のキャントン工場を米国におけるEV生産の中心拠点とするための詳細な計画を発表しました。日産は、キャントン工場に最新のEV生産技術を導入し、2車種の新型EVを生産します。

今回、日産はEV生産に向けて総額で5億ドルの投資を行います。約2,000名の従業員については、雇用を維持しながら各人のスキルを向上し、2025年に生産を開始する予定です。

COOのアシュワニ グプタは「今回の発表は、米国でEVシフトを加速させるために行う投資の第一弾となるものです。日産はキャントン工場の将来のために積極的な投資を行い、最新の技術を投入し、従業員にトレーニングの機会を提供することで、トップレベルのEVを生産します」と述べました。今回の日産の投資は、州政府、郡政府、地方自治体との強力なパートナーシップによって支えられています。

ミシシッピ州のテイト・リーブス知事は「日産は、ミシシッピ州の自動車産業の礎です。同州の人々は、キャントン工場を開設してから約20年にわたり、グローバルな自動車メーカーである日産のクルマを生産し続けています。今回、日産が同工場でEVとバッテリーパックを生産すると決定したことで、ミシシッピ州は再びグローバルな注目を集めることになります。そして、同工場で働く従業員は誇りを持って仕事に取り組み、永続的な成功を目指すことができます。ミシシッピ州のチームは、最高レベルの品質のEVを生産する準備ができています」と語りました。

  • 日産はキャントン工場に5億ドルを投資し、2025年から日産とインフィニティの新型電気自動車(EV)を生産する。これにより、米国の製造拠点への日産の投資は135億ドルとなる。
  • 回の投資により、キャントン工場は米国におけるEVの製造と技術を担う中心的な役割を果たすことになる。また、約2,000名の従業員へ再教育とスキルアップを行う。
  • 今回の投資は、今後5年間に米国で行われるEVへの投資の1つである。2030年には、米国の自動車販売の40%がEVとなり、さらに多くの車両を電動化することを目指している。
  • 新型EVは、2030年までにグローバルで日産・インフィニティの両ブランドから15車種のEVを含む23車種の電動車を投入することを目指す「Nissan Ambition 2030」の一環である。

Ambition 2030
本日の発表は、2030年までに日産・インフィニティの両ブランドで15車種のEVを含む23車種の電動車をグローバルに展開する「Nissan Ambition 2030」に基づくものです。同社は「Nissan Ambition 2030」を通じて、ワクワクする電動車両と革新的な技術をお客さまに提供します。そして、環境問題や社会課題、そしてお客さまのニーズを考慮しながら、モビリティの可能性を拡げ、その先にある、よりクリーンで安全でインクルーシブな世界の実現を目指します。

日産は、電動化と生産技術のさらなる革新を追求することで、2050年までにグローバルな事業活動と製品のライフサイクル全体でカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げています。この取り組みの一環として、2030年までに同社の米国における販売の40%をEVとし、さらに多くの車両を電動化する事を目指します。

キャントン工場
キャントン工場は、2022年で操業19周年を迎えます。同工場では5,000人以上の従業員が働いており、2003年に操業を開始してから累計で約500万台の自動車を製造してきました。同工場では現在、「アルティマ」、「フロンティア」、「タイタン」、「タイタンXD」の4モデルを生産しています。

今回の発表を含め、日産はこれまでに同工場へ40億ドルを投資してきました。そして、米国内の生産工場全体へは135億ドルを投資したことになります。

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