EV向け「1.5W絶縁型DC-DCバイアス電源モジュール」を発表

日本テキサス・インスツルメンツは2021年9月、独自のトランスを内蔵して低EMIを図った、1.5W絶縁型DC-DCバイアス電源モジュール「UCC14240-Q1」を発表しました。システムの小型化を可能にし、電気自動車、ハイブリッド車、モーター駆動システム、グリッド接続型インバーターなどの高電圧環境に適するものです。

UCC14240-Q1は、IGBTやSiC(炭化ケイ素)、GaN(窒化ガリウム)パワー半導体の高速スイッチングに適したデュアル出力パワーモジュールで、AEC-Q100に準拠し、周囲温度105℃でも1.5W以上の出力を提供します。内蔵トランス技術によって1次側から2次側への静電容量を3.5pFに抑えることで、スイッチング時のEMIを低減し、過渡電圧耐性(CMTI)は150V/ナノ秒以上です。

また、内蔵の閉ループ制御により、-40~+150℃で精度±1.0%としました。フォールト監視、過電流保護、過電力保護、過熱保護機能を備えており、1分間の絶縁耐性は3kVrmsで、安全規格UL1577の認定を取得しております。またCISPR 25および32のEMC規格も満たし、開発期間の短縮に貢献します。

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