車載信頼性規格「AEC-Q100」に準拠した18V動作の「XDL603/XDL604」シリーズを新たに開発

2021.1.19 更新

2021年1月トレックス・セミコンダクターは、車載信頼性規格「AEC-Q100」に準拠した18V動作の「XDL603/XDL604」シリーズをコイル一体型DC-DCコンバーター製品「“micro DC/DC”」として新たに開発、販売を開始。

XDL603/XDL604シリーズは、制御ICとコイルが一体となっており、外付け部品としてセラミックコンデンサーと電圧設定用抵抗を追加することにより、DC-DCコンバーター電源回路を構成できる。このため、実装基板のレイアウトが従来に比べ容易となり、占有面積も削減することが可能となる。さらに、ノイズ対策などを含め開発期間を短縮することもできる。

XDL603/XDL604シリーズの入力電圧範囲は3.0~18V(絶対最大定格20V)。発振周波数は2.2MHz。0.75Vの基準電圧源を内蔵しており、出力電圧は外付けの抵抗によって1.0~5.0Vに設定することが可能となっている。最大出力電流は500mAで、制御方式はXDL603がPWM制御、XDL604はPWM/PFM自動切り替え制御で、用途に合わせて選択。動作温度範囲は-40~105℃。

ソフトスタート時間は内部で1.0ミリ秒(代表値)に設定されているが、EN/SS端子に抵抗と容量を接続することによって、ソフトスタート時間を任意に設定することができるようになっている。さらに出力電圧の状態を監視するパワーグッド機能も備えており、これらの機能を組み合わせてシーケンス制御を行うことも可能となっている。

パッケージは外形寸法が2.5×3.6×1.55mmのDFN3625-11B。端子側面にフィレットが形成されるウェッタブルフランク構造のため、はんだ接合部の自動目視検査ができる。 なお、車載向けコイル一体型DC-DCコンバーター製品としては既に、入力電圧が5.5V品(XDL601/XDL602)と36V品(XDL605/XDL606)を用意しており、これとは別に、コイルを外付けする従来タイプのDC-DCコンバーターIC「XD9263/XD9264」なども準備しているとのこと。


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