ターマックモードを搭載したPHEVは走りも注目

2021.1.5 更新

2020年12月4日に三菱自動車はクロスオーバーSUVの「エクリプス クロス」の新型モデルを発売した。今回のモデルからPHEVモデルが追加され、より魅力的なモデルへと生まれ変わった。

2017年にグローバル市場で販売を開始したエクリプスクロスは、スタイリッシュなフォルムと、近年の三菱のデザインアイコンであるダイナミックシールドを兼ね備えたモデルで、近年のSUVブームもあり国内外で高い評価を得てきた。 新型モデルでは、PHEVが設定され、オーバーバングを伸ばし、リア周りのデザインが変更され、さらに荷室容量がより大きくなった。走行の面でも進化しており、ボディや足回りを強化することにより、心地の良いハンドリングを実現。 基本的なパッケージは、ガソリンエンジンが2.4Lと、前後に搭載されたモーター、床下に搭載された総電力量13.8kWhという組み合わせある。 気になる燃費はWLTCモードで16.4km/L、EVモードのみでの走行距離は57.3kmとなっっている。 なお、高性能のバッテリーを使用していると気になる性能寿命だが、新型イクリプスクロスPHEVで使用されているバッテリーは、8年16万キロの保証が付いている。もしこの期間内にバッテリー容量が66%を下回った場合でも無償で修理・交換を受けられるので、ユーザーにとっては安心できるポイントの一つだ。 充電に要する目安時間は、200Vの充電器で満充電までに約4.5時間、急速充電器で80%充電するまで約25分となっている。

アウトランダーPHEVが優れているのは環境性能だけではなく、運転を楽しめるメカニズムも備わっている。 その筆頭とも言えるのが4輪駆動システムS-AWCだ。あらゆる情報から走行状況を判断し、前後左右の駆動や制御を的確に行うことにより、高いオフロード走破性はもちろん、オンロードでも安定性が高く、燃費性能の向上にも貢献した走りが期待できる。 ドライバーの好みに合わせてドライブモードを選ぶこともでき、あらゆる状況に対応する「ノーマル」、雪道などの滑りやすい路面で挙動を安定させる「スノー」、悪路走破性に優れた「グラベル」という今までの3つのモードに加えて、このPHEVで新たに搭載された「ターマック」の計4つのドライブモードが用意されている。 ラリーで舗装路を表すターマック、主にワインディングがターマックのステージとなることが多いが、このターマックモードは、ドライ路面でスムーズなコーナリングを実現するワインディング走行に特化した制御となっているのも魅力の一つだ。

また、エクリプスクロスPHEVは走行時以外にも給電システムの魅力がある。車内に家庭用コンセント(100V AC電源)が装備されているため、家庭用の家電をアウトドアで使用できるのはもちろん、災害時にも役に立つ。 PHEVならではの特徴として、大容量バッテリーを備えているほか、自ら発電をすることができる為、満充電かつガソリン満タンの状態から最大約10日間の電量を供給することが可能だ。

スタイリッシュなSUVでありながら、三菱が培ってきた4WD技術で確かなオフロード性能も有するエクリプスクロスは、今回新たにPHEVモデルが設定されたことにより、トレンドの最先端を行くモデルとなった。


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