トヨタ自動車が燃料電池車「MIRAI」の新型を発表

2020.12.15 更新

2020年12月9日トヨタ自動車は、燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」をフルモデルチェンジした新型を発表した。

モデルチェンジにより航続距離を高めた他、外部給電の機能も刷新。価格は710万円~805万円(税込)となっており、2つのグレードを用意している。

2代目ミライは、水素搭載量を約20%(4.6kgから5.6kg)拡大。また、FC昇圧コンバータにSiC半導体を採用するなどユニット損失を低減するとともに、燃料電池システム全体の発電効率を高める為に、燃料電池スタックの性能向上や触媒リフレッシュ制御を導入した。これにより燃費は約10%向上、標準のGグレードでは航続距離850kmを実現するという。

今後、性能を高めた燃料電池システムは、乗用車以外のトラックや鉄道などへの転用も見据えている。

また、水素と燃料電池で発電できるという特性を生かし、災害などの非常時には車両そのものを非常用電源として活用できる機能も搭載されており、「DC外部給電システム」と「アクセサリーコンセント(非常時給電システム付)」の2つの外部給電機能を標準装備とした。

アクセサリーコンセントは、2カ所に備えられたアクセサリーコンセント(AC100V/1500W)で電気製品を利用できる機能であり、平均的な家庭(1日に400Whの電力を使用する家庭)であれば、約4日間にわたって給電が行えるという。

デザイン面では、「環境車だからではなくスタイリングで選ばれるクルマ」を目指し、デザインコンセプト「SILENT DYNAMISM」もとに、スピード感あふれるプロポーションと、大胆な面の変化を重視した造形を融合させた外観デザインに、内装は運転する楽しさと先進感の中のくつろぎが高次元で融合するデザインされている。


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